オナ禁は一日にしてならず

オナニーで人生を破滅させた男が失われた全てを取り戻す為、起死回生を図った魂の記録

【第1章】 C.W.シコル誕生編

プロローグ:その男 シコリ過ぎにつき

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「ハア・・ハア・・ハア・・」

 

パソコンの明かりが灯った真っ暗な部屋で、

一人の男がティッシュを片手に

ムスコを握り締めていた。

 

画面には裸の女性が映し出されている。

もう何度同じAV女優、同じシーン

抜いたかわからないくらい、

男の感覚は完全に麻痺していた。

 

 父親が隠していたAVを見つけて

初めてオナニーを覚えてから20余年、

お気に入りのAV女優とアダルト動画の

アクセス方法は全て完全に網羅し、

男は昼夜問わず、何度もムスコを酷使し続けていた。

そして・・・

 

「ああぁぁぁ~~~っっっ!!!

 イクうぅぅ~~~っっっ!!!」

 

 

 

「ドピュッ・・・」

 

 

AV女優の絶叫と共に男は果てた。

 

 

 

 

 

※この物語は全て実話です。

 

 

 

 

こんにちは、初めまして。

C.W.シコルです。

2019年1月1日の現在、

全裸でこのブログを執筆しています。

 

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「いきなり何言ってんだこいつ!!

 ただの変態じゃねえか!!」

 

「キモっ!!

 何かヤバい奴出てきた!!」

 

 

おそらく9割の人がそう思うでしょう。

 

 

否定はしません。

 自他共に認める真性の変態です。

 

30代素人童貞”の

"超根暗コミュ症引きこもり非モテ野郎"です。

 

メーカーやIT関係の仕事をしていましたが

今は退職し、自分の好きな働き方を模索しています。

 

そしてオナニーを愛し、オナニーに愛され、

墜ちる所までとことん墜ちた僕だから

断言できる事があります。

 

 

「”オナニー”は人生を破滅に導く」と。

 

 

1.自分が異常である事に気がつかない異常さ

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42000発(おおよその数)

 

 何の数字かわかりますか?

 

僕が今までの人生でシコった数です。

(1日4~6回×365日×22~23年)

 

花火大会ですね(笑)

 

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記憶が曖昧な部分はありますが、

精通してからオナ禁に出会うまで

オナニーをしなかった日は一日たりともなかったです。

 

毎日4回以上、

休日は家かネカフェに籠もって

一日中していた事だけは覚えているので、

どんなに少なめに見てもトータルオナニー回数

軽く30000回は超えていたと思います。

 

はっきり言って異常ですね。(涙)

 

 そしてそれを異常に思わないどころか、

「これだけオナニーしても精力が落ちない俺は絶倫だぜ!!

 ヒャッハーーー!!!」

と、完全に間違った方向性の誇りすら持っていました。

(一日何回オナニーしたぜ!とドヤるのはオナ猿あるあるです。)

 

男は基本的に皆エロくて、

毎日オナニーしてて当たり前と思っていました。

 

NO オナニー NO LIFEでした。

 

しかし30代になってオナ禁に出会い、

他のオナ禁者さん達のサイトを見て

オナ猿時代のオナニー回数が多い方で

3000回~7000回辺りだった事を知り、

そこで初めてある事に気がつきました。

 

あ、俺シコリ過ぎや・・・

 

 

2.最初はこんな変態じゃなかった

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僕は昔から「成長したい」「モテたい」という願望が強く、

早く大人になって漫画やゲームの主人公みたいな

かっこいい人生を送りたいなと

子供の頃から思っていました。

 

当時はファミコンやジャンプ系のアニメが全盛期で、

画面に映る主人公(ドラクエの勇者やドラゴンボールの悟空等々)は

僕らにとって憧れの”ヒーロー”でした。

 

そして一生懸命勉強してスポーツも頑張れば、

いつか彼らのような

かっこいい男になれると信じていました。

 

 運動音痴を克服しようと

地元の水泳教室に通ったり、

成績を上げる為に

学習塾に行きたいと親に頼み込んだりと、

割と活発に動いていた方だと思います。

 

休み時間は鬼ごっこドッジボールに明け暮れ、

帰宅後はランドセルを放り出して

すぐに友達と遊びに行くのが日課でした。

 

僕に好意を寄せてくれる女の子も何人かいました。

 

友達も多く、

いい先生達にも出会えて

充実した学生生活を送っていました。

 

しかし、

「学校に行くのが楽しい」と思えたのは

これが最初で最後でした。

 

 

 3.パンドラの箱を開けてしまった少年f:id:cw-sikoru:20181125095208j:plain

 あれは忘れもしない中1の夏休み。

 

元々「それ」が父親の手によって

巧妙に隠されていた事は

子供心に既にわかっていました。

 

あまり家族の事を暴露したくないのですが、

ウチは両親が離婚していて、

父親が家を出る形で

最低限の荷物以外は

全て置いていってしまったのです。

 

もちろん、「それ」を全て残したままで。

 

離婚後は

母親が僕と兄弟を引き取って

パートをしながら育ててくれました。

 

昼間は母親はパートに出ており、

幼い兄弟は保育園に預けられていたので

朝から夕方まで

家には僕1人しかいなかった訳です。

  

発情期の中1にとって

(最高)最悪の状況が整っていました。

 

 

 「暇だな・・・」

 

ふとそう思った時、

僕は「それ」の存在を思い出しました。

 

当時は「オナニー」という言葉すら知らず、

漫画でエロいシーンを見ると

「下半身がムズムズする感覚」

ぐらいの認識しかありませんでした。

  

「ちょっとだけ見てみるか・・・」

 

思えばそれが全ての悪夢の始まりでした。

 

4.そして右手に「悪魔」が宿った 

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 再生されたAVの画面を見た瞬間、

脳天に落雷を受けた様な衝撃が走りました。

 

内容はあまりにもエグ過ぎて

気分を害される方もいるので言えませんが、

 

いわゆる”ハードSMプレイ”というジャンルのAVでした。

 

「なっ!・・何だこれは!?」

 

目の前で起こっている事が

衝撃的過ぎて理解できませんでした。

 

しかしそれとは裏腹に、

生まれて初めて見る異様な光景から

目が離せなかったのも事実でした。

 

次第に呼吸は獣の様に荒く激しくなり、

心臓はバクバクし、

ムスコはパンツを突き破りそうな位に

そびえ立つエッフェル塔のごとく

勃起しています。

 

「やべえ!!

 何か分からんがオラもう限界だ!!!」

 

本能が訴えていました。

 

僕は左手でリモコンの再生・一時停止を

ベストタイミングで押し続け、

右手で必死にムスコをいじり倒していました。

 

「ああぁぁぁっ!!いいぃぃぃっ!!!

 めっちゃ気持ちいいやん!!!!」

  

突き抜ける様な快感

 

暴れまくるMY SUN

 

激しさを増す痴態

 

そのどれもが愛おしく、

素晴らしい物の様に思えました。

 

罪悪感なんて微塵もありません。

 

どれくらいの間そうしていただろう、

全ての事が終わった後、

エアコンの音だけが響き渡る部屋で

あまりの快感に僕の意識は

しばらくぶっ飛んでいました。

 

5.思春期に少年からオナ猿に変わる

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 壊れかけどころじゃありません。

 

完全にぶっ壊れたラジオでした。

 

地獄先生ぬ~べ~の「鬼の手」ならぬ、

「オナの手」を右手に宿し、

オナニーという快感を覚えたオナ猿は

それからと言うもの、水を得た魚の様に

日夜オカズを探しまくりました。

 

当時はまだネットや携帯が発達しておらず、

家にパソコンもなかったので

父親が残していった負の遺産だけが

メインのオカズでした。

 

しかし、

 

「どこかに俺が知らない

 もっと凄いAVがあるはずだ!」

 

盛りのついたオナ猿は

当然それだけでは飽き足らず、

自転車を走らせて町中のAV店を

しらみつぶしに探し出す暴挙に出たのです。

 

一度何かにハマると

とことん突き詰めたくなる性格が災いし、

オナニーも床オナデビューから始まり

 

足ピンオナニー

 

シャワーオナニー

 

擦りつけetc...

 

様々なジャンル、

シチェーション、素人、女優で

時と場所、更にはオカズすら選ばずに

快楽を求めて朝から夜まで

抜いて抜いて抜きまくりました。

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夏休みの宿題や習い事など

「やるべき事」があっても全く手につかず、

常に頭の中はエロい事で埋め尽くされていました。

 

「ただ、もっと気持ちよくなりたい」

 

それしかありませんでした。

  

6.そして静かに少しずつ、

   確実に全てが狂い出したf:id:cw-sikoru:20181125115036j:plain

 

ある意味これが

”オナニー”の最も恐ろしい

”最凶最悪レベル””害”かもしれません。

 

まるで

本人には分かりにくいスピードで

ゆっくりと進行して行き、

気がついた時には

既に手遅れになっている病気のようです。

 

 夏休み明けの学校で事件は起こりました。

 

それまで仲が良かった友達や

女の子の僕に対する反応が

明らかに今までの物と違っていたのです。

 

特に女の子の反応が180°変わっていました。

まるで汚物を見るような目で見られていたのを

今でも鮮明に覚えています。

 

( 僕)「おはよー」

(女の子)「え、あぁ・・・」(怪訝そうな顔で)

(僕)「どうしたん?何かあったの?」

(女の子)「別に・・・」

 

え、俺何かした???

 

全く訳が分かりませんでした。

本当にその子と何かあった訳ではありません。

 

自分で言うのもなんですが

当時、僕は明るくて人気物で

男女問わず、気さくに話しかけたりする子供でした。

 

他の友達に話しかけてみても

微妙な反応が返って来るだけでした

 

それからしばらくして

女の子達が通りすがりに僕を見て

ひそひそ話をしながら

 

「キモい」

 

と言うのが聞こえて来るようになりました。

 

 

「何でもかんでも

 オナニーのせいにすんじゃねえよ

 このオナ猿!!」

 

「はいはい、被害妄想乙」

 

 そう思われるかもしれません。

しかし、当時僕は女の子とも

普通に仲良くしていたし、

一切セクハラめいた事を

言ったりしたりもしていません。

 

誰かに告白したりもしていませんでした。

 

当時やっていた事で思い当たる事は

”オナニー”だけでした。

 

今だから分かりますが、

その時は”過剰なオナニー”

人相や雰囲気をとてつもなくキモくするなんて

想像もつきませんでした。

 

やがて僕はほぼ毎日

女子から「キモい」と言われ続け、

小学生時代にあった自信は完全に失われ、

暗く陰鬱なオーラを放つ様になっていました。

 

常に身体はだるく、

目は死んだ魚のようになり、

明るくしようと思っても元気が出てきません。

何かが身体の中から

抜け落ちてしまった感覚でした。

 

次第に口数が少なくなり、

休み時間は誰とも話さず、机に突っ伏していました。

 

「全力で青春時代を駆け抜けた少年」は

「見る影もない廃人」へと変わっていました。

 

そしてそれだけでは終わりませんでした。

 

 

僕はその後

 

壮絶ないじめに遭いました。

 

 

第2章 「中二病全開編」へ続く。