オナ禁は一日にしてならず

オナニーで人生を破滅させた男が失われた全てを取り戻す為、起死回生を図った魂の記録

それでもボクは抜いてない

こんにちは、C.W.シコルです...

 

 

 

 

おい何だシコル。

 

いつもの茶番劇はどうした。

 

早くもネタ切れか。

 

 

 

違います。

もうね、この話だけは本当に、本当に

最後まで出そうかどうか迷ったんですよ。

 

なんせ真性変態のシコルでも

死ぬほど恥ずかしいと思ったくらいの話ですから。

(今まで散々恥ずかしい記事書いてるだろ)

 

ムスコとも深夜に小一時間話し合いました。

 

 ムスコ「父ちゃん!

    いくら変態でも、あんな話世の中に出すやなんて

    正気の沙汰やない!!」

 

シコル「わかっとる。

    せやけどな、もう決めた事なんや!」

 

ムスコ「男やさかい、精子はいくらでも出したらええ。

    でも世の中には

    出したらあかん物もあるんやで!?」

 

シコル「そんな事、百も承知や!

    でもな、父ちゃんはもう、

    アホみたいにこきまくってたオナ猿やない。

    変態オナ禁ブロガーのC.W.シコルなんや!!

      変態がそないな事でためらっとって、

    どの面下げて明日のオナ禁を語れるねん!!!」

 

ムスコ「分かったわ、

    もう好きにせえや。

    父ちゃんには負けたわ。」

 

 

激論の末、シコルはムスコを説得しました。

 

 

今回の話は過去最低レベルで酷い話ですので、

読み進める場合はくれぐれも自己責任でお願いします。

食事中の方は気分が悪くなっても責任を取りかねますので

ご了承ください。

 

いろいろ言いましたが、要は何かっていうと

 

 

 

 

 

 

母ちゃんにオナニーバレた話です。

 

    

 

 

 

 

 1.オナ猿の朝は早い

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え?オナ猿は朝起きられないのがデフォなのに何故かって?

 

答えは簡単だ。

 

誰よりも早く起きてオナニーする為さ。

 

日曜日の朝、

いつもの妄想オナニーを済ませた

シコル少年は

先っぽが乾き切らない程ワクワクしていました。

 

「今日はどんなオカズで抜こうか、

この前、途中まで見たレイプ物の続きが見たいな。

いやいや、あえてここは洋物で抜くのも悪くない。」

 

母親は休日出勤、

兄弟は友達の家でお泊まり、

家には朝から夜までシコル少年が一人。

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「いい一日になりそうだ。」

 

慣れというのは恐ろしい物で、

母親が身支度をしている間に

僕は慣れた手つきで素早く

お気に入りのAVをビデオデッキにセットし、

ティッシュを大量に用意して、

リモコンを片手に

テレビの前でスタンバっていました。

 

さあ来やがれ。

 

準備は万端、精子は満タンでした。

 

2.いざ行かん、エロの大海原へ

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「ふおっ、ふおぉぉぉッ!!!」

 

 

「ドピュッ・・・」

 

 

金髪のおねーさんがイクタイミングで盛大に発射しました。

 

「ふう・・・またいっぱい出たな、まあ、たまにはよかろう。」

 

「さて、洋物はこれで全部制覇したな。」

 

時刻は午後3時。

まだ母親が帰って来るまで3時間以上あります。

 

ここまで何回抜いたか分からないくらい抜いていました。

 

見たいAVを10本以上並べて

ズボンとパンツを足首までずらし、

右手にティッシュを持ち、

左手にビデオのリモコンを持ったシコル少年は

 

”オナニーの魔物”と化していました。

 

「何て俺は幸せなんだ。

 今日という日が永遠に続けばいいのに。」

 

本気でそう思っていました。

 

しかし、幸せな時間は突然終わりを告げました。

 

カン

 

カン

 

カン

 

カン・・・

 

どこかで聞いた事がある、アパートの階段の足音でした。

 

僕は階段の足音で

家族の誰が帰って来たかが分かったので、

この足音にも確かに聞き覚えがありました。

 

それは僕がよく知る足音でした。

 

「え・・・まだ午後3時やろ?

 何で?何で?」

 

突然の予期せぬ出来事に頭がパニックになりました。

そして

 

ガチャッ・・・

 

 

遠くで玄関の鍵が開く音がしました。

 

「嘘やろ!?

 

 嘘やろ!!??

 

 嘘やろ!!!???」

 

僕は慌ててAVを片付けようとしましたが、

パンツとズボンを下げた状態だった為、

勢い余って

思いっきり転倒してしまいました。

 

その時、

 

「ただいまー」

 

扉を開けて母親が帰って来ました。

 

3.シコル、怒られまくる

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シコル「・・・・・・」

 

 

母「・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

世界が5秒ほど制止しました。

 

 

 

 

 

 

奇しくもシコルとムスコと母。

 

母から見れば息子と息子のムスコさんが

三者面談するという、

シュール過ぎて笑えない

変な空気が生まれました。

 

母「あんた!!何やってるのんな!!!

  気持ち悪いもん出してからに!!!」

 

ちょ、待てよ!!

 

お母さん、下半身含めて

全てあなたが生み出した物ですよ?

 

シコル「いや、いや、こここここれは違うんや!!」

 

     「あふぇっ!!!?」

 

母「あふぇって何よ!!!」

 

恐怖とパニック状態で

出し切っていなかった精子がちょっとだけ出てしまいました。

 

人間追い詰められると

訳の分からない言葉を発する物です。

自分でも何を言ってるのか

分からないまま

必死に意味不明な言い訳をしました。

 

シコル「みんな学校でやっとって、

    流行ってる事やねん!!!

    僕は大人になったんや!!

    だからこれは、不幸な事故が

    起こってしまったんや!!!」

 

母「あんた何言ってんねん!!

  アホとちゃうか!!?」

 

正論でした。

 

その後、AVの音声がカフェのBGMみたいに流れたまま

下半身丸出しで母親の説教を喰らっていた僕は

恐怖と笑いをこらえるのに必死でした。

 

母「お父さんも夜中にエッチなビデオつけたまま寝て

 

あん・・・ああん・・

 

朝起きたらついたままなってるし、

 

あん、あん、あはぁぁん・・・

 

 あれ、お母さんが全部かたづけたんやで!!」

 

ああああぁぁぁん・・・

 

母「うるっさいわ!!

  はよ消しいやそれ!!!」

 

そして TVを消しても

母の怒りの炎はなお消えませんでした。

 

母「こんなもん、

  明日のゴミで全部捨てたるわ!!

 何が『やりすぎ家庭教師』じゃ!!!」

 

あのAVか。

あれは確かラストの乱れまくるシーンが良かったな。

 

いや、今はそんな事を言ってる場合じゃない。

 

かけがえのないシコル少年の宝物達が

今や楽園送りにされようとしていました。

 

僕はこれ以上ないくらいに

必死の形相で母親に懇願しました。

 

シコル「お願いや!

    それだけは止めてくれ!!!

    それは僕の生きがいなんや!!

    命より大事なもんなんや!!!」

 

母「あんたお母さんとそんなもんと

  どっちが大事なんよ!!??」

 

シコル「ビデ・・・」

 

母「ええ!?何て!?」

 

シコル「お母さんです・・・」

(何の会話やねん)

 

4.さようなら、我が心の友よ。

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その翌日、

ゴミ袋に包まれた大量のAV達を

清掃業者のおっちゃんが

手際よく清掃車に放り投げるのを見届けながら

シコル少年は号泣していました。

 

「もっと、じっくり見ておけば良かった。」

 

「あの女優が誰か知りたかった。」

 

「もっとこきたかった。」

 

何か心に大きな穴が空いたような、

後悔と自責の念がシコル少年を支配していました。

 

清掃車が見えなくなるまで

見守っていたシコル少年の後ろ姿は

 さながら「ドナドナ」を彷彿させているようでした。

 

あれから20余年の現在、

シコル少年は

オナ禁者、C.W.シコルとして生まれ変わりました。

 

今でもふとあの時の事を思い出す時があります。

そしてこう思います。

 

 

 

誰か、俺を〇してくれ。