オナ禁は一日にしてならず

オナニーで人生を破滅させた男が失われた全てを取り戻す為、起死回生を図った魂の記録

シコルが依存を辞めた話

こんにちは、

非モテ」という言葉は

差別用語に認定した方が良いと思う男、

C.W.シコルです。

 

よく考えたらおかしい話ですよね。

 

「キチ〇イ」と同じくらい

相手をバカにした言葉じゃないですか?(怒)

 

男女差別とか人種差別はさかんに取り上げて

問題にするのに、

そういう事は割と問題にされないどころか

むしろ容認されてる気がしてならないのはシコルだけでしょうか。

 

さて、本題ですが

かつて我らオナ禁戦士達を地獄の底へたたき落とした

オナニー依存症を始め、現代社会には

至るところに「依存」が溢れています。

 

代表的な物として

薬物依存症やギャンブル依存症等が挙げられますが、

程度の大小にかかわらず、

依存は長期的に見てかなり厄介な物です。

 

今日はシコルがそんな依存症からどのようにして

抜け出したかという話です。

 

1.人間は誰しも依存症に陥っている事実

f:id:cw-sikoru:20190524141649j:plain

まず前提として

知っておいてほしいのが、

シコルに限らず、現代人の大半はほとんどが

何らかの依存症である可能性が高いという事です。

 

「いやいや、自分は大丈夫だから。

そこまで酷くないし、まともな人生送ってるし。」

 

って思ってませんか?

 

果たして本当にそうでしょうか?

例えば一日にスマホを何度もチェックしないと

気が済まなかったり、

疲れた時に甘い物を口にしないと落ち着かなかったりするのも

立派な依存症です。

 

そして依存症にも様々な種類があります。

 

タバコ依存症 (ニコチン依存症)

アルコール依存症

買い物依存症

スマホ依存症

ネット・ゲーム依存症

砂糖依存症

パーティー依存症

(パーティージャンキーとも言います。)

ギャンブル依存症

SEX・オナニー依存症

 

数え上げればキリがないですが、

大体わかり易い物としてこれくらいの依存症があります。

 

近年問題になっている80・50問題の高齢者の引きこもりも

「親元から離れられないという依存症」です。

 

ちなみにシコルはほんの数年前まで

複数の依存症に陥っていました。

 

それが

 

オナニー依存症、ゲーム依存症、買い物依存症

テレビ依存症、砂糖依存症

 

でした。

 

依存症の怖い所は当の本人に全く自覚がない事です。

 

端から見て明らかにおかしいと思う事でも

本人にとってはそれが「普通」であり、

ある意味身体の感覚が完全に麻痺したような状態になっています。

 

例えば人間から痛覚が無くなったら怖いですよね?

 

骨が折れて身体から飛び出しているにも関わらず、

全然痛くないっていう人がいたら誰でもヒキますよね?

でも極論を言えば

依存症ってそんな感じなんです。

 

2.シコルの依存症がどれくらい酷かったかを淡々と語ろう

f:id:cw-sikoru:20190524145340j:plain

次に実際にシコルの依存症がどれくらい

酷かったかを話して行きたいと思います。

 

オナニー依存症については過去編で散々語っているので

そちらを参考にしていただければ凄惨さが分かると思います。

 

cw-sikoru.hatenablog.com

シコルは特に

ゲーム依存とテレビ依存が酷かったです。

 

どれくらい酷かったかと言うと

テレビは寝ている時以外ついていないと

退屈なので、見たい番組があるわけでもないのに

延々とつけているのが当たり前で、

27時間テレビも毎年当たり前のように

ずーーーっと見ていました。

 

ブラウン管テレビを使っていたころはあまりにも

長時間テレビをつけっぱなしにしていた為、

後ろの方から煙が出て来た事もありました。

 

そして

恐らくオナニー依存症よりも酷かったかもしれない

ゲーム依存症ですが、

まず、ゲームは必ず

発売日の朝一番で店頭で買わなければ気が済まない、

そしてクリアするまで毎日何時間もやる、

いかに周りの友達より早くクリアして謎の優越感にひたるかが

自分にとって最も重要な事でした。

ゲームの続きが気になりすぎて

 

早く続きがやりたい!

 

早く次の展開を誰よりも先に見たい!!!

 

という気持ちが抑えきれずに、

学校や仕事をサボる事もザラでした。

 

クリアしても興奮は収まらず、

今度は隠し要素や、やりこみ要素をいかにして

極めるかに重点を置いて

更に延々と朝から晩までゲームをしていました。

 

そして後から考えても自分で思い出して引いたのは、

学生時代、あまりにもシコルがゲームばかりする為に

それを見かねた親がゲームを遠く離れた親戚の家に預け、

自宅からゲームがなくなった時が一時期ありました。

 

シコルからすればゲームがない生活なんてのは当時

全く考えられなかったので、

2~3日ゲームをしていないだけでも

気が狂いそうでした。

 

そして更に数日経ったある日、

遂に禁断症状が起きました。

 

ある日の夜中、本当に我慢ができなくなって

深夜に突然ガバッと布団から起き上がり、無言で身支度をして

ゲームをしたいが為に10kmほど離れた親戚の家へ

全速力で向かったのは今でも鮮明に覚えています。

 

オナニー依存を始め、

依存症は度を超えると本当に人生を狂わせてしまうくらい

恐ろしい物なんです。

 

3.で、どうやって依存から抜け出したか

f:id:cw-sikoru:20190527104141j:plain

これは何も更正プログラムを受けたとか

病院に通院したとかいう話ではなく、

ただ、普通に、

 

今まで依存していた「それ」に

全く何の価値も感じなくなっただけです。

 

あれ?別にこれなくても困らない物なんじゃね?って。

 

ある日突然そう思う様になったんです。

 

そう感じるようになった為に一切の物を手放す事ができました。

 

「は?そんなもんで

辞められるならとっくに辞めてるわ!!」

 

と、拍子抜けした方もいると思いますが

本当にそうなのでもう少しだけ話を聞いてください。

 

実は依存症に陥る物の大半は

実際には

何の価値もない物ばかりなんです。

 

どれも別になくても

普通に生活していく事ができる物なんです。

 

わかり易く言うと

昔からあった物ではなく、

今までなくても生活できていた物で、

技術が進んだ事でここ最近急に出て来た物です。

 

テレビとスマホが最たる例ですね。

 

実際にシコルはここ5年ほど

テレビをほとんど見ていません。

(ほぼ置いてるだけのインテリアと化してします。)

 

面白いと思う番組がないのも理由ですが、

ニュースはネットのニュースで充分ですし、

見たい映画があればDVDを借りて

必要な物だけ見ればいいだけです。

 

ゲームも今では年に数えるくらいしかしてないです。

(気に入ったゲームを少しやるくらい。)

 

別に四六時中SNSのメッセージを

気にする必要もなければ、

誰かとずっと話している必要も本来なら

全くないです。

 

では何故、ここまで依存症に陥る人が後を絶たないのか。

 

それは現代社会が

依存者を増やす仕組みで利益を得るように

できあがっているからです。

 

全ての企業がそうとは言いませんが、

広告やCMを巧みに利用して

本来必要じゃない物をさも必要であるかのように見せかけ、

消費者の購買心理に訴えかける事で

企業はモノを売ってお金を儲けている事がほとんどです。

 

わかり易い例で言えば

毎年のようにモデルチェンジする高額スマホがいい例です。

 

日本人は元々横並び意識が強く、誰かと同じ物を持ったり

同じグループにいる事で安心感を得られる人が多い事を

うまく利用されているんです。

 

「最新の物を持っていないとカッコ悪いよ!

皆が持っているのに君はまだ持っていないの?」

 

っていう感じで、悪く言うと

完全にカタに嵌められているんです。

 

そしてそれに一度ハマってしまうと、

今度はより良い性能やデザインのモデルが次々と

出てくる事で余計に「買いたい」という意欲が促され、

 

消費者:古くてもまだまだ使えるのに新しいモデルを買う

企業:買わせる為に再び新しいモデルを出す

 

という永遠に終わる事のないイタチごっこが続きます。

 

更に依存症に陥ると

人は誰かから促されなくても

半永久的に「それ」を定期的に買うようになるので、

企業にとって

自動的に儲かる仕組みができあがるって寸法です。

(ここではそれを善か悪かと論じるつもりはないですが。)

 

4.本当に大事な物は簡単に手に入らない

f:id:cw-sikoru:20190527113423j:plain

月並みな言い方しかできませんが

本当にそうです。

 

損得勘定抜きの男女の愛とか、友情がそうです。

 

いくらお金を持っていても買えません。

 

そして付け加えて言うと

 

短期的に得られる物ではなく、

長期的に得られる物かどうかも重要なポイントです。

 

例えば

オナニーは今この場所でもすぐにやる事で

何の苦労もなく快感を得られますが、

本当に愛する女性とのセックスはすぐには手に入りません。

 

パートナーがいなければまず

探しに行く事から始めなければならないし、

運良く探し出しても相手から信頼を得る為に

一から関係を築いていかなければなりません。

 

そうやって時間をかけてやっと得られる物なので

達成した時の喜びも幸福感もオナニーとは段違いなんです。

(だからセロトニンとかオキシトシンとかいろいろ出るんだけれど。)

 

これを機に 

自分が何かをほしいと思った時は一度立ち止まってみて、

 

「これは長期的に見て本当に

今の自分にとって必要な物なのかどうか、ただ

企業や流行に踊らされているだけなんじゃないか」

 

と考えてみるのもいいかもしれません。